混乱の中で産声を挙げたこのプロジェクトの立ち上げから
15年の歳月が経ちました。
全国の仲間たちの賛同と協力のもと、
まだ何もなかったあの街々にライブハウスが建ち、人々が集い、繋がっています。
コロナ禍に飲み込まれ、度重なる各地の自然災害を経て、
もう一度仲間たちと救済を目的にチカラ合わせる時が来ました。
復興は支えること。
ずっと見守っていくために。背中を最後にひと押し。
一緒に背中を押して引き続き見守ってください。
音楽のある生活を。
ライブハウスがある生活を。
東北ライブハウス大作戦・作戦本部長
SPC peakperformance 代表
西片明人
東日本大震災から15年目の節目を迎える2026年3月10日、11日に、
東北ライブハウス大作戦初となる大型ライブイベントを開催します。
今日まで大作戦のハコに足を運んでくださった方、
ラバーバンドやその他のグッズを購入して支援してくださった方、
またあの日から変わらず東北に心を寄せていただいている全ての方々に、
心から感謝の意を表します。
この日は改めてかの大震災を振り返り、
関係する全ての方々に感謝する日になればと願うと共に、
ここで今一度東北ライブハウス大作戦の現在を見つめ直し、
どのような未来を描くべきかを真剣に問うきっかけとしたいと考えています。
また、このライブイベントはファンドレイジング(資金調達)イベントとさせていただき、
必要経費を差し引いた興行収益の全額を、
ブッキングが困難になりつつある大作戦ライブハウスの経営再建や、
能登半島地震の復興支援、
また新たに発生した災害に対する義援金などとして役立たせていただきます。
イベントの性格上、大型公演はもっとも集客の見込める関東での開催となりますが、
これを機に東北3地域や北陸のライブハウスにも足を運んでいただけるという方におかれましては、
是非ぴあアリーナ公演に続く“LIFE” 東北・金沢編へのご参加もご検討ください。
立ち止まる、撤退する、継続する、前進するなど、
人生は絶え間ない決断の連続です。
ただ漫然と風化していくことはできないものだと、
震災から15年を目前に、強く実感しています。
どうか、東北ライブハウス大作戦のこれまでの総括として、また新たに踏み出す第一歩として、
このようなイベントを開催することをお許しいただき、またご賛同いただける方にはぜひ、
その瞬間を共有していただければと思います。
皆様から頂戴することになるチケット代に見合う出演者と音響をご用意して、
ぴあアリーナでお待ちしております。
発起人・細美武士




